こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
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※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
血統・性別・母年齢
ミリッサの21 ※本馬は募集中止になりました
父:ロードカナロア
母:ミリッサ (14歳)
母父:ダイワメジャー
5代目までのクロス:Halo4x5, Northern Dancer5x5
牡

募集価格・厩舎
募集金額:5,000万円 (一口12.5万円)
預託予定:美浦・高橋文雅厩舎
評価・適性分析
「ロードカナロア+母父ダイワメジャー」はともに短距離指向で一見悪くなさそうに見えますが、データで見るとかなり成績が悪い。本記事執筆時点で、現3歳以上は27頭いて中央勝ち上がりは8頭(.296)。それでいて賞金アベレージがかなり低く出ています。
この理由を推察すると、ロードカナロア=瞬発力、ダイワメジャー=持久力という相反する血を入れたためにお互いの良さを打ち消し合っていると解釈できます。
期待するとすればシングスピールの血でスピードを後押ししてもらう方法。この「ロードカナロア+シングスピール」の組み合わせでブランノワール[京都牝馬S3着]級の活躍を期待できるかどうか?
ただブランノワールと比較した場合、ブランノワールがMachiavellianの力を借りてようやくOP級ということを考えると、本馬の配合で重賞出走を目指すのはハードルが高いと考えます。
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