今年も半分が過ぎましたが、今年はほぼワーストに近い成績で推移しています。
ここまで12戦走って未勝利。現役で稼働しているのが実質4頭しかおらず、そのうち2頭がオープンクラスということで楽に勝てる状況ではなかったものの、それなりに勝つチャンスもあっただけに不振といえそうです。
とりわけサンデー初出資馬・コンテネレッツアが未勝利でもがいている苦しい状況。下半期の巻き返しとなるでしょうか?
以下、出資馬の近況や今後の見通しなど。
モントライゼ(牡6)
先週は初の1800mに挑戦。血統的には難しいチャレンジでしたが、1200m戦ではスピードが通用しなくなってきている中で、陣営がいろいろ模索している状況。
自分の中では1800mで使うなら小倉1800mはもしかして合う可能性はなくはないですが、来年までその条件はなし。かなり追い込まれた状況です。
残された道は朱鷺Sとか、信越Sあたりで着狙いするしかなさそう。
モントライゼが障害を飛べるのかわかりませんが、転厩して障害チャレンジという道もちらついている気がします。
サーマルウインド(牝5)
先週の北九州記念は原因不明の敗戦。これでほぼスプリンターズS出走の目はなくなりました。
スプリント路線に舵を切った以上、ここからは引退まで芝1200mで固定のはず。ただ来春の高松宮記念は舞台的に不適。どこかで賞金が詰めれば記念出走で引退という流れはあるかもしれませんが、現実的な話としては来春のオーシャンSで引退となりそう。
ただ、予測不能なお嬢様だけにいつ電撃引退してもおかしくないので、この夏、最後の牧場見学をしてこようと思います。
プロトポロス(牡4)
今週末、1年半ぶりに戦線復帰予定。
骨盤骨折して引退もちらつく中で、牧場の評価は高く、現役続行を模索されここに至ります。
一度引退したに等しい馬だと思っているので無事に現役をまっとうしてほしいものです。
ただ、ここまでの経緯や牧場見学での話を踏まえると期待をしてしまうのも事実。OPクラスまではいって欲しいですね。
ヴェルトラウム(牡3)
能力はあるのに完璧にくすぶり始めた1頭。
クロッカスSで上がり33.1をマークしているのでもっとやれるはずですが、競馬を教え込まないといけない時期に、謎外国人を乗せると歯車が狂う悪いパターン。テン乗りでうまく乗れとはいいませんが、さすがに継続騎乗で同じようなミスを繰り返したのには腹が立ちました。
このあたりは陣営にも責任があると思うので、これからは情に流されずにそういうことをしっかりとした騎手手配をお願いしたいものです。
この馬に関してはほぼ確実に出遅れるので陣営は直線が長いコースを選択していますが、結果的にレースが流れないので差しが届きません。どうやっても展開がハマらなければ勝てないでしょうから、直線が短くレースが流れやすい1200m戦にこだわるべきしょう。
コンテネレッツア(牝3)
上半期最大の誤算はこの馬です。
かつては天栄の場長に「G1勝ちます」とまで言われた馬が未勝利引退のピンチです。
牧場が大切に育てようとして、ルメールにこだわったのは理解できるものの、ルメールにこだわって小回り福島をパスしたのは完全に悪手。
ワンペースな馬という分析ができているならば、それに見合った舞台を選ぶべきで、このあたりの柔軟性のなさは(誰の責任かはわかりませんが)反省してほしいところです。
次走は8/17新潟マイル(牝馬限定)を予定。勝てなければ、、、うーん、どうなんでしょう。1勝クラスへの格上挑戦もあるのでしょうか?
カラヴァジェスティ(牡2)
近日中に天栄・美浦に移動予定。
募集時には身体の小ささが嫌われ、既存会員の申込が少なかった馬ですが、ようやく451kgまで増量。スプリント路線で戦うなら、もうちょっとビルドアップが必要ですが、小さい身体ながら無駄がなく、筋肉が詰まったような馬なので、きっと頑張ってくれるでしょう。
グランカッサ(牝2)
この馬に関しては、牧場・調教師などが基本的にトーン控えめなんですが、ノーザンホースパークマラソンの賞品に選ばれたという、評価がよくわからない馬です。
去年の秋には新潟のダート1800mでデビューという話でしたが、ここにきて新潟をパスしそうな気配すらありますし、なんなら芝デビューもありそうな気も。
血統的には芝でもダートでもやれるでしょうし、当初500kgを楽に超えると思われていた馬体重も480kg台に落ち着きつつあります。牧場が描いていた成長曲線とは違う感じになってきており、牧場も判断に迷っているような気がします。
個人的にはあれよりもデカくなるメリットはそこまでないですし、ここからシャープに仕上げて芝の中距離を目指すのもありだと思います。
シャンソンドール(牝3)
2歳勢の中で最も早く入厩するも、入厩数日で(おそらくトレセンですっころんで)外傷を負って放牧へ。話には聞いていましたが、想像以上にヤバそうな気性です。
それにしてもクラブ馬のレイデオロ牝馬はいまだに勝ち上がり0頭。その一番星を狙っていましたが、デビューは早くても秋になりそう。中山に間に合うぐらいの回復だといいんですが、ゲート試験でも苦労しそうな予感です。
ディラトン(牡2)
悩めるシュヴァルグラン産駒。晩成な牝系だけに始動は遅いと思ってましたが、6月時点で秋以降の移動を示唆。しかも「早くて秋以降」ですからね。
たぶんキャロットの1歳出資馬が決まり、初めての更新が来る頃になっても、NF空港で同じ時間を過ごしていそうです(汗)。
ただ、正直1月に見た感じからすれば、あのまま進めても適性がわからず迷走して終わるだけな気がするので冬に本州に移動させるぐらいにじっくりやって、少ないチャンスを射止めるぐらいの気持ちで進めたほうがいいと思います。
ただ、それでも身体が成長しても、この馬はそもそもメンタルがレース向きではないので、勝ち上がりは厳しいとは思っています。
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