こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか？
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか？
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
※当サイトを初めてご訪問された方はこちらのページをご一読ください
※カタログ・測尺発表前の評価です（追記する場合あり）
※出資判断はご自身でご判断ください。責任は負いかねます
※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
血統・母年齢・性別
フォワードシャッセ（バウンスシャッセの2023）
馬名の意味：社交ダンスのジャイブにおけるシャッセの種類。母名より連想
父：サートゥルナーリア
母：バウンスシャッセ(12歳)
母父：ゼンノロブロイ
牝馬
5代目までのクロス：サンデーサイレンス4×3、Sadler’s Wells・Fairy King4×4、Mr. Prospector5×5
募集価格・厩舎
募集総額：4,000万円(一口10万円)
預託予定：美浦・奥村武厩舎
評価・適性予測
「母父ゼンノロブロイ」は気性的にマイナス材料です。半姉グランワルツがレース中にヤル気をなくしたり、半兄レヴォルタードも外国人が騎乗している時に良績が集中している点はこのあたりの要因が影響しているとみています。
一方でゼンノロブロイ産駒の繁殖牝馬はミスプロ持ちの種牡馬を迎えるとパフォーマンスが向上するので今回のサートゥルナーリア替わりは悪くありません。字面だけなら、半兄レヴォルタード[現2勝]よりよさそうな印象はあります。
ただ問題は性別。上記の気性面の問題もあってか、バウンスシャッセの仔は牡馬は2頭が勝ち上がり、一方で牝馬2頭は勝ち上がれていません。この点は減点となります。
配合自体は悪くないものの、もしこの馬を検討するなら「7/8同血のコントラチェックの23のほうかよくない？」というのが筆者の考え方です。
コメント