ビッグワールドの23(ランザワールド)評価【キャロットクラブ募集番号14】

キャロットクラブ募集馬診断

こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。

■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
重賞に出走できるポテンシャルがあるか?

■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ

※当サイトを初めてご訪問された方はこちらのページをご一読ください
※カタログ・測尺発表前の評価です(追記する場合あり)
※出資判断はご自身でご判断ください。責任は負いかねます
※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております

血統・母年齢・性別

ランザワールドビッグワールドの2023

馬名の意味:世界を動かす。母名より連想

父:コントレイル
母:ビッグワールド(10歳)
母父:Custom for Carlos

牝馬

5代目までのクロス:Unbridled4×4、Halo4×5

募集価格・厩舎

募集総額:5,000万円(一口12.5万円)

預託予定:美浦・宮田敬介厩舎

評価・適性予測

ビッグワールドという繁殖牝馬はかなり特性がつかみにくく、分析に時間がかかりました。正直、現段階においても(仮)仮説という感じがするので、そのあたりを前提にお読みください。

まず長女のルックスファミリア、次女のクレスティアと超鈍足で2桁着順を連発しています。しかし父にドゥラメンテを迎えた三女・カンバーランドはいきなり逃げキャラとして頭角を示しました。

このことから「ドゥラメンテの何らかの因子が配合としてうまく機能した」という見方ができます。

それをいろいろ考えたところ、可能性としてありそうなのはノーザンテースト≒Deputy Ministerのニアリークロスで持久力を高めたことで、カンバーランドは逃げ馬としてのキャラクターを確立できた、というのが筆者の見立て。

それがなければ、基本的には鈍足に出やすい(カンバーランドも速い上がりを使えるわけではない)となると、なかなか手が出しづらいといえます。

父がコントレイルになったことで、Unbridledのクロスがスピードをもたらす可能性は0ではないですが、仮にそこでスピード因子が発揮されるとすれば、父リアルスティールの次女がもう少しスピードがあるところを見せていたはず。母方の血統表の中にあるUnbriedledはほぼ影響力を発揮していないとみて、見送りとします。

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