こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか？
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか？
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
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※カタログ・測尺発表前の評価です（追記する場合あり）
※出資判断はご自身でご判断ください。責任は負いかねます
※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
血統・母年齢・性別
父：ナダル
母：ディーパワンサ(9歳)
母父：ディープブリランテ
牡馬
5代目までのクロス：Glorious Song4×5、Halo5×5、Mr. Prospector5×5
募集価格・厩舎
募集総額：5,000万円(一口12.5万円)
預託予定：美浦・国枝栄厩舎
評価・適性予測
「母父ディープブリランテ」は現6歳世代から登場しているBMSですが、まだ中央では9頭しか勝ち上がっていません。
そもそも繁殖として活躍しているディープブリランテ産駒の牝馬が少なく、これが体質的な原因なのか、はたまた違う部分に理由があるのかはわかりませんが、悲観的に捉えるべき数字です。
ちなみに関連があるかは不明ですが、本馬の半姉マハーワンサが腰フラで未出走引退となっています。
その点を度外視するにしても、ディーパワンサという牝馬がHaloのクロスを内包するので、SSを内包する種牡馬を迎えて素直にHaloのE配合を完成させてあげたほうが基礎スピードが期待できるため、この配合には食指が動きません。
ナダル側からみても、ダート色に寄せるか、はっきりしないこの配合は何ともいえません。字面からすると、母同様に芝1400mとかを走ってそうな気がします。
個々がナダルに何を求めるかにもよるのでしょうが、募集金額も5千万円とかなり盛られた印象。見送り妥当とします。
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