サバンナズチョイスの23(ブレイロックホール)評価【キャロットクラブ募集番号43】

キャロットクラブ募集馬診断

こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。

■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
重賞に出走できるポテンシャルがあるか?

■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ

※当サイトを初めてご訪問された方はこちらのページをご一読ください
※カタログ・測尺発表前の評価です(追記する場合あり)
※出資判断はご自身でご判断ください。責任は負いかねます
※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております

血統・母年齢・性別

ブレイロックホールサバンナズチョイスの2023

馬名の意味:オーストラリアのサバンナにある秘境の水場。母名より連想

父:ミッキーアイル
母:サバンナズチョイス(16歳)
母父:Redoute’s Choice

牡馬

サバンナズチョイスの23血統表

5代目までのクロス:デインヒル4×3、Northern Dancer5×5×4、Special5×5

募集価格・厩舎

募集総額:3,600万円(一口9万円)

預託予定:美浦・武井亮厩舎

評価・適性予測

今年の募集でも最上位レベルでビックリする血統の馬ですね。2代母キロフプリミエールですよ!よう見つけてきたなぁ…(笑)。

個人的にミッキーアイルという種牡馬への評価が高いことがあり、2年前の募集ではミッキーアイル産駒のヴァンセゾニエ[未勝利]をピックアップしてしまったことは反省点。

やっぱりミッキーアイル産駒は牝馬でこそという感じはします。ミッキーアイル産駒の牡馬はパワーが出すぎるのか、ダート向きになったりするので、そこが本馬の評価の大前提。

ミッキーアイル+デインヒル」という、デインヒルのクロスを持つミッキーアイル産駒という視点でみると、メイケイエール[重賞6勝]という大成功例があるものの、次点が3,037万円と全体的には低調です。

メイケイエールの全弟(ソロモン)も性別が変わっただけで1800mデビュー、スピードなかったもんなぁ…。

この流れで行くと低評価になりそうなところですが、悩ましいのはキロフプリミエールの牝系がエピファネイア・リオンディーズ・サートゥルナーリアと、Specialのクロスをつくると大物になっているという点。

サバンナズチョイスが9世代前とはいえ重賞ウイナーを出しており、その活力がまだ活きていると仮定するなら、安易に低評価にはしづらいところ。これは難しいです。

でも、この馬が大活躍するとしたらダート1600-1800mでめちゃくちゃキレるという謎キャラになりそうです。この字面でダートの大物かぁ…。ありそうだし、なさそうだし、かなり判断に迷う馬ですね…。

[2024.8.21 追記]
両飛節OCD除去手術を施術済み。加えて、動画を見ても皮膚病が出ていたりと、ちょっと内面が弱そうです。やはり名牝系とはいえども、繁殖としてのピークは過ぎているような気がします。最終的には見送りです。

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