こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
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※カタログ・測尺発表前の評価です(追記する場合あり)
※出資判断はご自身でご判断ください。責任は負いかねます
※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
血統・母年齢・性別
父:キタサンブラック
母:レッチェバロック(6歳)
母父:Uncle Mo
牝馬
5代目までのクロス:Lyphard5×5
募集価格・厩舎
募集総額:6,000万円(一口15万円)
預託予定:栗東・池添学厩舎
評価・適性予測
「キタサンブラック+母父Uncle Mo」はウィルソンテソーロ[白山大賞典]と同じ組み合わせ。たまたまではあるのでしょうが、かなり実績の強い組み合わせになっています。
また残りの1/4のところにDeputy Minister。ノーザンテースト≒Deputy Ministerは持久力を強化させますので、前にいって粘りこむ競馬が得意。母レッチェバロックもダートで活躍していたので、本馬もダート馬と見ておくべきでしょう。
加えて、Uncle MoがRobertoを内包しているので、適性距離は少し長めに出る可能性があります。母は短距離タイプでしたが、配合的な観点からすると1800m以上に適性が出そうです。
問題は、ダート牝馬をあえて狙うかどうか。個人的にはダート牝馬の中でも1800mで戦える馬はそう多くないので、同時期に強力なライバルがいなければ無双できる可能性もあるのでワンチャン狙う価値はあり。
ただ、個人的にダート牝馬でこういう前で引っ張るような持久力タイプが無双した記憶がないので、できればキレ味はあって欲しい気はします。その点だけは気がかりです。
[2024.8.21 追記]
動画を見た感じだと、ダートでも戦えそうなボリューム感もあり好印象。芝でもやれるとは思いますが、いかに陣営が早く適鞍を見つけて決断できるか。ここがカギかもしれません。
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