こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
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※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
基本情報
父:サトノクラウン
母:ケイティーズハート (12歳)
母父:ハーツクライ
5代目までのクロス:なし
メス
募集金額・厩舎
募集金額:4,000万円 (一口10万円)
預託予定:美浦・鹿戸雄一厩舎
診断・評価
以前に執筆したサトノクラウンの配合予測記事には「母父ハーツクライとは合いそう」という旨を書きました。まだデビュー済みの頭数が多くないので、現時点ではそのスタンスは崩していません。
その観点で評価できると思ったのですが、母方からみると「この繁殖に対しては父がSSを持っていないとダメなのでは?」という見方ができます。
父ルーラーシップ・ハービンジャー(SSなし)→未勝利
父エピファネイア(SSあり)→エフフォーリア
3例しかサンプルがないので断定はできないものの、現代においてはSSクロスが大きな意味を持ちつつあるので無視はできません。その観点でいえばサトノクラウンはあまり歓迎はできません。
そもそもエフフォーリアが活力を失いかけていたケイティーズ一族の中で突然変異的な活躍をしたという考え方もできるため、データや根拠を重視する筆者は見送りとします。
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