サークリングⅡの23(父キズナ)評価【キャロットクラブ募集番号58】

キャロットクラブ募集馬診断

こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。

■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
重賞に出走できるポテンシャルがあるか?

■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ

※当サイトを初めてご訪問された方はこちらのページをご一読ください
※カタログ・測尺発表前の評価です(追記する場合あり)
※出資判断はご自身でご判断ください。責任は負いかねます
※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております

血統・母年齢・性別

サークリングIIの2023

父:キズナ
母:サークリングⅡ(12歳)
母父:Galileo

牡馬

サークリング2の23血統表

5代目までのクロス:Northern Dancer5×4×5、Mr. Prospector5×4

募集価格・厩舎

募集総額:5,600万円(一口14万円)

預託予定:栗東・斉藤崇史厩舎

評価・適性予測

サークリングⅡの仔はこれまで3頭が日本で走って未勝利勝ちの1勝のみ。残念ながら繁殖能力が高いとは言い難いところ。

唯一、勝利をあげたプリペアードが父ディープインパクトながら、上がり最速が35秒台。勝ち星をあげたレースも重馬場で逃げ切りと、この戦績を見るだけで鈍重な牝系だとわかります

そこに、ディープよりも重厚さがあるキズナを父に迎えた訳ですから、基本的にスピードがないと見るべきでしょう。

一応、キズナ側から見た場合は相性のよいSadler’s WellsDanzigを内包。そういう見方をするなら芝向きの配合ですが、日本の馬場で戦えるだけのトップスピードはありません。

逆にこれだけ鈍重ならダートに寄せたほうがいいでしょうが、それにはGalileoが余分。低評価とします。

[2024.8.21 追記]
想像ではGalileoっぽい野暮ったい馬が出てくるのかなと勝手に想像していましたが、歩様を含め軽さがあって、これは芝向きですね。ただトモに迫力がなかったりと、トップスピード不足になるだろうという見解は変わりません。

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