マラコスタムブラダの23(父キズナ)評価【キャロットクラブ募集番号59】

キャロットクラブ募集馬診断

こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。

■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
重賞に出走できるポテンシャルがあるか?

■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ

※当サイトを初めてご訪問された方はこちらのページをご一読ください
※カタログ・測尺発表前の評価です(追記する場合あり)
※出資判断はご自身でご判断ください。責任は負いかねます
※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております

血統・母年齢・性別

マラコスタムブラダの2023

父:キズナ
母:マラコスタムブラダ(13歳)
母父:Lizard Island

牡馬

マラコスタムブラダの23血統表

5代目までのクロス:Northern Dancer5×5

募集価格・厩舎

募集総額:10,000万円(一口万円)

預託予定:栗東・松下武士厩舎

評価・適性予測

この23年世代は、社台・ノーザンとも「キズナ+Danzig」の配合にこだわっていて、この誘惑に乗るか否か?みたいなところがあります。

余談ですが、筆者は社台でこの組み合わせのスピニングメモリーズの23に出資しました。

ちょっと重厚に出やすいキズナに、Danzigのようなスピードのある血を足してあげるのはわかりやすい配合で、今年の世代はジャスティンミラノ[皐月賞]やライトバックがブレイク。前述の通り、牧場は結構、確信めいて配合をしていると思うので、個人的にはこの世代は素直に騙されていいと思っています(買えるかはさておき)。

本馬の配合を見ると、Danzigだけでなく、キズナの相性のよいNureyevと3/4同血のNumberがデザインされていたりと、キズナ産駒の血統表としては高得点を与えられます(Sadler’s Wells持ちのキズナ産駒という観点でも重賞級の資格があります)。

適性予測としては、もしかするとマイラーになる可能性はありますが、底力のある血を豊富に持っているので2000mぐらいまでの距離延長なら問題なくこなせるとみます。ラップの厳しいレースでもしっかり力を出せる血統構成で、これは人気になってしかるべき馬かと思います。個人的には出資候補の上位の存在です。

[2024.8.21 追記]
測尺発表までは最優先の筆頭候補でしたが、一気に圏外まで転落しました。1億円の募集だから、それなりのフィジカルで出てくると思ってましたが、馬体重407kg・管囲20.1cmは4月生まれである点を考慮しても厳しいですね。

レシステンシアの動画を見た時のような惹きつけるものがなく、歩かせても、重さやキレみたいなものもなくて、父方・母方のどちらの特徴も感じないですね。これは脳内のイメージと違い過ぎてガッカリです。

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