ココファンタジアの23(父サートゥルナーリア)評価【キャロットクラブ募集番号61】

キャロットクラブ募集馬診断

こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。

■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
重賞に出走できるポテンシャルがあるか?

■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ

※当サイトを初めてご訪問された方はこちらのページをご一読ください
※カタログ・測尺発表前の評価です(追記する場合あり)
※出資判断はご自身でご判断ください。責任は負いかねます
※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております

血統・母年齢・性別

ココファンタジアの2023

父:サートゥルナーリア
母:ココファンタジア(10歳)
母父:ステイゴールド

牡馬

ココファンタジアの23血統表

5代目までのクロス:サンデーサイレンス4×3、Mr. Prospector5×5

募集価格・厩舎

募集総額:5,000万円(一口12.5万円)

預託予定:栗東・須貝尚介厩舎

評価・適性予測

血統表を見た第一印象は「ココシュニックの牝系にキンカメ系のカップリングって、ほとんど見たことなかったな?」というもの。

これだけ見慣れた血統表なのに、まったく見た記憶がなかったので確認すると、ノーザン生産ではミックスセールで売られたグラニーズチップスの初仔とか、叔母のフェロニエール(父ドゥラメンテ)ぐらい。

その叔母の募集時の評価を改めて見直すと「ノーザンテースト・Vice Regentのニアリークロスで持久力を強化」と書いてあります。今回、父がサートゥルナーリアに替わったことでその強みが失われる形となります(一方で瞬発力は上がりそうというメリットもあり)。

この父替わりをどう評価するかは悩ましいのですが、ココシュニックの牝系は元々キレが足りないので、サートゥルナーリアの牡馬に出てしまった点がネックかもしれません。

まだサンプル数が少ないので十分なデータではないものの、サートゥルナーリア産駒は牝馬のほうが速い上がりを使えるのに対して、牡馬は瞬時にギアが上がらない傾向が見えています

配合的にも母系のゴールドティアラの因子が顕現しそうな組み合わせになっており、速い上がりを使いづらいことからダートでの勝ち上がりを予測します

あと懸念点としてはステイゴールド・Storm Cat・シーザリオと気性的な影響が強い血を詰め込んでいるあたりがどう作用かするかは気になります。筆者は手が出ないタイプです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました