こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
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※出資判断はご自身でご判断ください。責任は負いかねます
※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
【注】本馬は募集取り下げ後、3月に再募集されました
血統・性別・母年齢
コナウェリナ(コナブリュワーズの2021)
馬名の意味「母名の一部+愛を込めて(ハワイ語)。母より愛を込めて」
父:ミッキーアイル
母:コナブリュワーズ (11歳)
母父:キングカメハメハ
メス

5代目までのクロス:サンデーサイレンス3×4, Nureyev4x5
募集金額・厩舎
募集金額:2,400万円 (一口6万円)
預託予定:美浦・宮田敬介厩舎
評価・適性分析
ミッキーアイル産駒の獲得賞金上位を見ると、執筆時点のベスト10頭のうち7頭がHaloのクロスを内包。Haloのスピードを足して、スピードに特化させるのが王道といえます。
本馬はボトムラインにサンデーサイレンスがいて、さらに近親にアンブロワーズやコナブラックなど函館2歳Sで活躍した馬がいるなどスピードも十分です。
ただ完全にスピード特化という訳ではなく、Specialのクロスによる爆発力や、バレークイーンがもたらす底力なども受け継ぎ、どちらかといえばマイル前後の距離でそこそこの上がりが出せる逃げ・先行タイプになるとみます。
「ミッキーアイル+母父キングカメハメハ」は現3歳以上に17頭いて3頭が中央勝ち上がり(.176)。勝ち上がり率に難がありますが、ノーザンファーム産駒に絞れば2頭全頭が勝ち上がっていますので、ここは目をつぶってもよいでしょう。
むしろキャロットクラブの先輩であるシャーレイポピー[獲得賞金6,820万円]をみれば、出資を検討するのはあり。あとはミッキーアイルに何を求めるのか?という個人の好みの問題だと思います。
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