今月は3頭の出資馬が出走予定です。そのあたり見解など。
コンテネレッツア(3歳未勝利)
今週末の土曜日の牝馬限定未勝利戦に出走予定。
ここまで3回走って、2着・3着・2着。どれも最後に競り負けるという負け方で、能力というよりも精神面に問題がありそう。
それは陣営も感じたのか、最後の一戦になるかもしれないここはチークピーシーズの着用を決意。先週の調教では、反応がよすぎるのか道中からなだめるのに苦労したそうですが、勝ち切るためにはここでギャンブルに出ました。
個人的には、仮にここでチークピーシーズをつけずに前走までの延長のような形で勝っても、あまり先は明るくないので、ここで一変できるかどうかの賭けは理解できます。
あの最後の勝負弱さが解消されない限りは、仮に昇級しても善戦ガールで終わってしまうでしょうし、ここは今まで見せていなかったような切れ味を見せて欲しいところ。
サンデー初出資馬の運命の分かれ道。はたしてどうなるでしょうか?
グランカッサ(2歳新馬)
昨年のキャロットで最優先を切った馬のデビュー戦です。
1歳時、2歳時とNF空港で見学した際に「ダートが合うと思います」「ダートっすねー」と言われていたのに気づけば芝デビュー。
ただ芝デビューといっても、札幌芝2000mですから、キレるというよりも、パワー優位な馬であることは確かでしょう。
調教タイムは目立たないですし、加藤士津八調教師も「ゆとりを持って仕上げた」と話しているので、たぶん新馬勝ちはないでしょう。
厩舎の代表馬コスモキュランダも新馬戦12着でしたから、実戦を交えて馬を育てていく方針に思えます。
なんなら新馬戦を叩いて上昇させての、9/1(日)札幌・2歳未勝利[芝2000m]への転戦を最初から目論んでいる気さえします。
新馬戦から勝負するつもりなら来週の新馬戦でモレイラに依頼する手もあったでしょうし、9/1を使いたいから逆算して中1週となるここをデビュー戦に選んだとも推測(妄想)もできます。
もし本当にこの通りになったら加藤士津八調教師は結構な策士だと思います。
ヴェルトラウム 1勝クラス
来週日曜の新潟最終レースで復帰予定です。
良い上がりをマークしても出遅れが響いて勝負になりにくいのが現状。末脚自慢ということで、これまでは直線が長いところを使われてきましたが、直線が長いとどうしてもペースがゆるみがち。
そういう意味では、今回、直線が短い新潟内回りの芝1200mを選択。まだ相手関係が見えていないので何とも言えませんが、馬場が悪くなってきて、かつ前が止まるようなペースになれば前進は可能。
理想をいえば、坂があって、先行集団のスピードが鈍りやすいコースのほうが差しが届きやすい気はするので、9/21(土)中山・1勝クラス[芝1200m]こそターゲットという感じはしますが、そのためには、まずは来週、この分析が正しいのか証明してもらう必要があります。
とりあえず体調は絶好調みたいですので、いい鞍上を捕まえて、前進を見せてもらいたいものです。
…それにしても会報誌『ECRIPSE』のオシェア騎手のインタビューで「ヴェルトラウムは距離を延長したら、もっと良い結果になると思います」とあるのに、真逆の距離短縮(爆)。
個人的にはオシェア騎手のレース後のコメントは、ヴェルトラウムに限らず「ズレてんなー」と感じることが多かったので、オシェア騎手のコメントを受けて陣営にどうこう思うことはありません。
来週はちょうどオシェア騎手が再来日しているタイミングですので、モニター越しに快勝する姿を見せつけて宇宙猫みたいな表情させたいですね(笑)。
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