【コンテネレッツア】3歳以上1勝クラス優勝

月曜の1勝クラスを勝利し、連勝をはたした出資馬コンテネレッツアですが、課題は大きいようです。

現地でパドックを見ていましたが、明らかにいつもよりテンションが高い様子。

そこまで気温が高くない中で、過去最大級に汗をかき、スタッフを引っ張り切り。

ルメール騎手がまたがっても、前に進もうとしなかったりと、精神面だけでいえば、デビュー以来、一番悪い状態に映りました。

返し馬をさせても終始、頭は高いまま。相手関係的には負けないとは思いつつも、自信を持てるような感じはありませんでした。

この馬は、道中、かかるように前に突っ込んでいくシーンを幾度か見かけているのですが、ルメール騎手が「かかった」と表現したことはありません。むしろ、今回については「自分に自信がないのか、他の馬を気にする」という、あまり聞かないような表現でコンテネレッツアの走りを解説しています。

この仔に関しては、勝てなかった3戦はすべてゴール前で競り負けており、逆に快勝した前走は大外を一気に突き抜ける競馬。他の馬と併せるような形はよくなさそうです。外枠のほうがのんびり走れていいタイプと思われます。

ルメール騎手からは次走以降に向けて「ゲートで立ち遅れて揉まれる競馬になった時が課題になりそう」というコメント。ただルメール騎手がこのクラスの馬に向けて、あえて課題を明示したというのは珍しく、それなりに気に入っている様子も伺えます。

あとは今回は当日輸送でテンションが上がってしまった面もあるので、このあたり、これからは前日輸送を徹底できるともうちょっとパフォーマンスは安定するかもしれません。

走破タイム1分32秒7は、今のところ4回東京のマイル戦で最速、1勝クラスという括りでは2024年東京で最速なので、それなりに評価ができるかもしれませんが、個人的にはそれなりに速いペースで追走していたとはいえ上がり34.8は不満が残る内容。

原因がはっきりしているだけに、このあたりを再現させないようにできるかがカギとなりそうです。

それにしても、ウチの出資馬はPOG期間が終わった途端に頑張り始めますね。もうちょっと期間内に頑張って欲しいものです（汗）。