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桜木悟史:母シャルマント→ロールザダイス(母エレーデ)
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LONSDALEさん指名のクロワデュノールが東スポ杯2歳ステークスを勝利。おめでとうございます!
新馬戦で好ラップをマークし、能力が高いことは証明済み。そんな中で前走比+24kgでの出走。それでいてすっと好位につけて、33.3の上がりで、食い下がるサトノシャイニング(ローレライさん)に競り勝ちました。
1着 クロワデュノール(北村友一騎手)
【東スポ杯2歳Sレース後コメント】クロワデュノール北村友一騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba
「レース自体は折り合いがつきましたけど、返し馬では少しハミに頼って乗っかってくるところがあり、体重が増えていた部分もありますし、少しハミに頼って走っていたなという気がします。まだ100点満点ではないというのは出走するにあたって思っていましたし、そのなかでしっかりと強い競馬で勝ち切ってくれましたので、本当にこの馬のポテンシャルを感じますし、一生懸命走って勝ち切ってくれた馬に感謝したいと思います。今日のこの感じで、こういう競馬ができましたから、次はもう少し体も楽になって操縦性も良くなってくれると思っていますし、この馬のポテンシャルを今日乗っていてさらに感じましたし、先々も頑張ってくれるのではと思います」
パドックを見ていた人たちも軒並み「本調子ではない」という評価をしていた中で、しっかりクラシックに出走できるだけの賞金を積めたことは良かったでしょう。間違いなく馬は能力があるので、クラシックの有力候補といって間違いないでしょう。
ただ、あえて穿った見方ですが、不安要素もなくはないでしょう。
鞍上の北村友一騎手にとってはクロノジェネシス以来の有力馬。当然、手放したくないでしょう。しかし、隙を見せれば、当然、乗り替わりの話が出てきても不思議ではありません。そうなると、北村友一騎手としては「1回も失敗はできない、負けられない」という意識が働きます。
しかしクラシックを勝つことを目指すならば、可能な範囲でいろんなパターンは経験しておきたいところで、そこの余裕がない点はこの先、どこで経験させるのか? 特に馬群に入れる経験などはどこかで経験しておきたいところです。
東スポ杯を勝ったことで賞金は十分、ホープフルSには向かわないような気がするので、そうなるとどこで多頭数の競馬を経験させるのか? イクイノックスのように皐月賞直行のパターンもありえなくないでしょうし、年明け以降に多頭数になる中距離レースはなさそうですから、鞍上と陣営がしっかり意見を交わしていくことは大切かな、と個人的には思います。
クラシック路線という意味では、今週、京都2歳Sに出走するエリキング(後藤利幸さん)も気になる存在。
野路菊Sを勝ったあと、ホープフルSに向かうものだと思っていましたが、京都2歳Sを次走に選択。こちらは、まだ若さを感じる部分があるようで、おそらく川田騎手はまだ教育させたいことがあるような気がします。
そういう進言があったかはわかりませんが、こちらは名より実をとってきたように思います。枠順などいろいろな要素は絡んでくると思いますが、今週のレースを見れば、京都2歳Sを選んできた理由が垣間見える気がします。
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