当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです
<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する回収率を重視(目標200%)
・クラブ内世代トップ10入りを目指せるか?
・重賞出走を目指せるレベルか?
<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・出生時の母年齢
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)
レガラール
父:モーリス
母:ディアデラマドレ(9歳)
母父:キングカメハメハ
5代目までのクロス:サンデーサイレンス 4×3
牡馬
募集金額:5,000万円
預託予定:美浦・武井亮厩舎
2年前に書いたモーリス産駒の分析記事では【牡馬優勢】【母系にBold Reason[Never Bend]】という予測を書きましたが、本馬はこの両条件を満たしています。
加えて、この当時から情報のアップデートとして今年5月に以下のようなことをTwitterで呟きました。
今日はモーリス産駒の勉強してたんだけど【牡馬】【母父キンカメ】がいいかもしれない。
新種牡馬分析を書いた時にはそういう発想に至らなかったんだけど、サドラー≒NureyevのSpecialクロスできるし、ラストタイクーンのところからNeverBendを引っ張ってこれるのは魅力的なんですよね。
— 桜木 悟史 (@satoshi_style) May 17, 2020
お付き合いのある厩務員の方にモーリス産駒の特徴を聞いたところ「臆病な馬が多い」という評価。実際、モーリス産駒の走りを見ていると馬群でプレッシャーを受けると苦しそうな素振りをする馬もいたので、これはヒントになる情報だと考えています。
その点、キングカメハメハは社台スタリオンのスタッフの方々がお墨付きをつけるほど気性が穏やかなので、本馬に関しては母父がモーリスの気性の難しさをマイルドにする効果を期待できます。それが上記のツイートの根拠です。
モーリス産駒がこの先、中央4場の競馬場の開催に戻ってどれぐらいのパフォーマンスを見せるのか何ともいえませんが、本馬はそういう競馬場でも対応できる母系ですので、大ハズレということはないだろうとみています。
(文=桜木悟史) @satoshi_style
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※母名の横の( )内の数字は本馬出生時の母馬年齢
※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております
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