当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです
<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する回収率を重視(目標200%)
・クラブ内世代トップ10入りを目指せるか?
・重賞出走を目指せるレベルか?
<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・出生時の母年齢
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)
グランデレジーナ
父:エピファネイア
母:グランデアモーレ(9歳)
母父:ネオユニヴァース
5代目までのクロス:サンデーサイレンス4×3, Hail to Reason 5×5
メス
募集金額:2,800万円
預託予定:栗東・藤岡健一厩舎
グランデアモーレの仔を分析する際は「母父ネオユニヴァース」に注目します。この条件でソートをかけると、賞金上位はノーザンダンサー系とミスプロ系が多いことがわかります。
賞金の2番目にロベルト系のルヴァンスレーヴがいますが、ルヴァンスレーヴがRobertoクロスでダート方向に振り切っていることを考えると、本馬とルヴァンスレーヴを同列に語るのは妥当ではありません。
グレイトフィーヴァー一族はキレない一族ですから、父方に切れ味がある馬を持ってくるのが配合のセオリーであり、持久力が売りのエピファネイア産駒だとキレ味が要求される舞台で苦戦することが予想されます。
イメージ的には半兄のグランデマーレ(ロードカナロア)のように先行力が武器で、半兄よりも湿った馬場が得意。こんなイメージの馬になっていくという予測です。
(文=桜木悟史) @satoshi_style
——————————————
※母名の横の( )内の数字は本馬出生時の母馬年齢
※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております
▼2019年産の他の診断も見てみる
http://pog-info.com/archives/category/clubhorse/carrot2019
←他のサイトも見てみる