当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです
<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する回収率を重視(目標200%)
・クラブ内世代トップ10入りを目指せるか?
・重賞出走を目指せるレベルか?
<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・出生時の母年齢
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)
グリューヴルム
父:キズナ
母:リュシオル(13歳)
母父:クロフネ
5代目までのクロス:Northern Dancer 5×4, Nearctic 5×5
牡馬
募集金額:3,000万円
預託予定:栗東・大久保龍志厩舎
「キズナ+母父クロフネ」は現3歳以上に12頭いて記事執筆時点で5頭が中央勝ち上がり、賞金上位のクリスティがフラワーC5着・ショウナンハレルヤがフローラS4着と重賞出走レベルの活躍を見せています。ただ興味深いのは、勝ち上がった6頭はすべて牝馬。牡馬である本馬にとっては気になるデータです。
配合の見る限りは悪い配合には映らず、適性は芝の中距離。クロフネが入っている分、ややパワー寄りに出るので、場合によってはダート向きに出る可能性もありそうです。
本馬に関しては繁殖のポテンシャルをどう評価するか次第でしょう。リュシオルの仔が中央で1勝、ホワットケイティーティドの一族も枝葉に近づけば近づくほど活力を失っていることは否めず(リュシオルは17歳時の仔)、いきなり重賞で活躍する馬が出てくるとは考えにくいでしょう。検討外とします。
(文=桜木悟史) @satoshi_style
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※母名の横の( )内の数字は本馬出生時の母馬年齢
※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております
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