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モントライゼの今後と課題について

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愛馬モントライゼが朝日杯FSに出走し10着でした。

戦前から距離不安を指摘され人気を落としていましたが、その指摘通り、まさに距離延長が仇となりました。マイルをこなせなかった要因として、

A:血統背景通りフィジカル的な問題
B:気性面が理由でマイルに向かなかった

の2つの理由が考えられますが、レースを終えて個人的にはAが正解だろうと考えています。

断定はしませんが、レース後のコメントとしてルメール騎手が「道中はそこまで無理をしたわけではなく、自然とあのような位置取りになりました」と話しています。

これを裏付けるとまではいきませんが、スタート後、ブルースピリットの横を通過して先頭に立っていくシーンがありますが、あの時点で仮に馬がかかり始めているとすれば、ブルースピリットの斜め後ろに馬をおいて一呼吸置くのがルメール騎手の定石。

おそらく本当に無理をしたわけでもなく、かつルメール騎手の頭の中に逃げる選択肢があっての、意識的な逃げだったのでしょう。

ルメール騎手のコメントを信じるならば、フィジカル的な問題で1400mを過ぎて止まってしまった。これが今のところ、有力な仮説です。
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戦前の記事では「3~5着に粘れたらNHKマイルCへの航路が開かれる」と書きましたが、この結果では厳しいでしょう。少なくともマイル路線で戦うならば、ブルースピリットの横で折り合うぐらいのコントロールがないと、マイル路線でコンスタントに戦うというのは厳しいだろうというのが筆者の見解です。

■ただし悲観的でもなく…

ここまでは厳しめの意見を書きましたが、いろいろと収穫がありました。

まずはパドックでの振る舞いです。前走の京王杯2歳Sでは、前の馬を抜かそうとしたり、厩務員さんに甘える仕草も多く、子どもっぽさ全開でした。その点、今回のパドックは周回の後半こそ厩務員さんに甘えるシーンもありましたが、リップチェーンやパシュファイヤーなどの馬具の助けを借りつつもまともに周回できていました。
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それこそお父さんのダイワメジャーもパシュファイヤーをつけていましたし、ファインダー越しに見てパシュファイヤーの奥に見えたモントライゼの瞳はいたって冷静でしたし、モントライゼなりに冷静にレースに臨めた点は大いに褒めてあげなければいけません(当然、いろいろ工夫した松永厩舎の方々の努力も)。

馬体も、前回の太目残りと比較すれば、かなりスッキリとした仕上げになっており、ほぼほぼ陣営の狙い通りに仕上げることができたのではないでしょうか。
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今後配慮すべき点があるとすれば、これまでのコメントを振り返ると、在厩で調整を続けた未勝利戦と、帰厩後追い本数を増やした今回はスプリンターな走りを見せたという点。

陣営が今後、どういうレース選択をするのかにもよりますが、1400m以上の距離を使う場合は追う本数を控えめにしてテンションに余裕を持たせるほうがよいでしょう

そのためには、厩舎で馬体重を調整するというよりも、NFしがらきにいる時から馬体を絞っていけるよう、厩舎と外厩の連携が重要となってきそうです。

■今後の展望

冒頭にNHKマイルCは難しいと書きましたが、モントライゼは元よりダイワメジャー+Gulchのスプリンター配合ですから、ここで1400m重賞を勝てたのは想定外のラッキーパンチと割り切って、スプリント路線に専念させるべきだろうと個人的には考えています。

今回の一戦でモントライゼが府中のマイルを押し切る姿は想像できなくなってしまいました。しかし今は中山1200mを押し切る姿は十分に想像できます

ここで一度リセットして、また折り合いを勉強させることもできなくはないですが、ダイワメジャー産駒に折り合いを覚えさせても、そこまでのメリットもないでしょうし、それであれば馬が走りやすい距離に専念させるほうが吉でしょう。
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そして(可能性は低いですが)年齢を重ねて少しズブくなれば、マイルから2000m、有馬記念3着と距離を延ばした父のように将来的にマイルに対応できるようになる可能性もなくはないのですから、マイルの大舞台に向かうのはそれからでも遅くはないと個人的には考えます。

3歳のスプリント路線が未整備なので、おそらくNHKマイルCを目標にするでしょうが、目標を葵S、そしてサマースプリント戦線に置くぐらいの徹底的なスプリンター教育という判断を期待します。

(文=桜木悟史) @satoshi_style

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