今年もダービーを現地観戦してきました。
これで15年連続15回目の観戦となりましたが、来年以降のダービーを観戦される方もいらしゃると思うので観戦のメモを記したいと思います。
今年は6時40分ごろに京王線・府中競馬正門前駅に到着し、正門入口2階に並びました。混雑っぷりはこのような感じ。
ただ、いろいろ情報収集しているとおそらく一番混雑していたのはJR府中本町駅につながる西門側だったようです。これはJRの始発が5時台であるのに対して、府中競馬正門前駅の始発は6時過ぎ。JR側のほうが列が長くなるような傾向があるようです。
6時40分ごろから列に並び、今年は6時50分ごろに列の整理(列を詰める)があって、7時20分に開門されました。毎年、その年の出走馬によって観戦位置を変えるのですが、今年はウィナーズサークル付近での観戦を狙って行きました。
もしパドックでの場所取りを狙うならばやはり距離を考えても正門(1階)がオススメです。うかつなアドバイスはできませんが、1~2人レベルで最前列を狙うならば京王線の始発の時間帯でも問題ないかと思います(※ダービーはパドックからほとんど動けなくなるのでそこまでパドックの人気は高くない)
さてウィーナーズサークル付近での観戦についてですが、ここは1週間前から列をつくるような熱狂的なファンがいるので、なかなか最前列に敷物で場所取りをするのは困難です。しかし、そこで諦めないのがこの場所の観戦のポイント。午後になると敷物の撤去が行なわれるので(今年は7Rと8Rの間)、1列目の方々が余分にとっているスペースに空きが生まれることがありますので、辛抱強く2列目で待っていれば最前列で観戦することも不可能ではありません。
結果として、今回は最前列をとることができましたので、ダービーの人気イベントのひとつである「騎乗ジョッキー紹介セレモニー」を最前列で楽しむことができました。
今年は内田博幸騎手がいなかったのでバク転がなかったので、いまいち盛り上がりませんでしたね。個人的には、やはりレニー・ハートさんが入場コールをしていた時代のほうが盛り上がっていたような気がします。
あと2年前から始まったオリジナルゼッケン制作のブースは客足が悪かったですね。オリジナルゼッケンをつくるようなファンは過去にゼッケンを制作しており、ほとんど需要がなくなってきた印象なので、来年あたりこの企画は姿を消していそうです。一方、出走馬のミニゼッケン販売は非常に人気で朝の9時半ごろでそれなりの長さの列ができていました。
さて肝心のダービーですが、今年はひさしぶりに最前列でレースを堪能することができました。レースでいきなり横山典弘騎手(ミュゼエイリアン)が逃げたのは驚きましたね。当日、競馬場のビジョンなどで流れていた騎乗ジョッキーの騎手コメントで、なぜか横山典騎手だけコメントがなかったので何か企んでいるかとは思っていましたが、まさか逃げるとは想像していませんでした。
結果は皆さんご存知の通り、ドゥラメンテが勝利。最前列でしたので、戻ってきたドゥラメンテをパシャリ。馬上のミルコ・デムーロ騎手は目に涙を浮かべていました。
それでも厩舎のスタッフが迎えにいくと、デムーロ騎手も喜びを爆発させて、お得意の「飛行機ポーズ」!
その後、表彰式や口取りが行なわれていましたが、ドゥラメンテには王者の風格が漂っていました。
口取りではノーザンファームの吉田勝己代表を多くの記者が囲んでいました。おそらく気になる次走などを取材していたのだと思います。ダービーのレコードタイムを更新したドゥラメンテが日本馬悲願の凱旋門賞制覇をもたらすのか、今後も同馬から目が離せません。
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