これまで長年、POGを運営してきた経験や、独自のデータ・傾向分析から競走馬への出資に関する考え方を書いています(当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです)
<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する賞金回収率を重視
・クラブ内世代トップ10を目指せるか?
<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・厩舎力、厩舎の方針、厩舎データ
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)
グランサム
父:ハーツクライ
母:バロネスサッチャー(11歳)
母父:ヨハネスブルグ
5代目までのクロス:Mr. Prospector 5×4
牡馬
募集価格:4,000万円
預託予定先:美浦・古賀慎明厩舎
まず「母父ヨハネスブルグ」がどれだけのポテンシャルということをチェックすると、現3歳以上の世代で5頭中4頭が勝ち上がり。80%と高い勝ち上がり率をマークしており、母系に入った場合のヨハネスブルグは期待をかけてもよさそうです。
兄弟成績をチェックすると半兄のナイトバロン(父Tisnow)は地方で6勝、半姉ヒルダ(父ダイワメジャー)は函館2歳Sで3着。ともに2,800万円ほど賞金を稼いでおり、大当たりは出ていませんが信頼度の高い繁殖だと言えそうです。
(文=桜木悟史) @satoshi_style
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※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております
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