これまで長年、POGを運営してきた経験や、独自のデータ・傾向分析から競走馬への出資に関する考え方を書いています(当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです)
<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する賞金回収率を重視
・クラブ内世代トップ10を目指せるか?
<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・厩舎力、厩舎の方針、厩舎データ
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)
サザンスパークル
父:ハーツクライ
母:ジンジャーパンチ(12歳)
母父:Awesome Again
5代目までのクロス:Promised Land 5×5、Northern Dancer 5×5
牡馬
募集価格:7,000万円
預託予定先:美浦・大竹正博厩舎
「ハーツクライ×Deputy Minister系」の組み合わせはあまり結果が出ていません。目立ったところでも母父フレンチデピュティで獲得賞金1位の馬が6,000万円台と結果が出ているとは言い難い配合です。そこで母の種付け履歴を確認するとディープインパクトをつけようとしたところ不受胎でハーツクライに切り替えたので、ノーザンが本来意図した配合ではないという点は頭の片隅には入れておきたいところです。
ここからは主観で申し訳ないですが、G3勝ちの半姉がいるハーツクライの牡馬という比較をした場合、リッチダンサーの2015よりも1,000万高いとくると、個人的にはどうしてもリッチダンサーのほうを選びたくなるというのが正直なところです。
(文=桜木悟史) @satoshi_style
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※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております
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