これまで長年、POGを運営してきた経験や、独自のデータ・傾向分析から競走馬への出資に関する考え方をお伝えします。
<今年の出資馬選びの方向性>
募集価格に対して獲得賞金の回収率を重視
<主な分析ファクター>
・種牡馬傾向、性別による傾向
・厩舎力、厩舎傾向
・DVDでの動き(怪我のリスク)
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父:ゴールドアリュール
母:マンハッタン
牝馬
募集価格:1,400万円
予定預託先:栗東・小崎憲厩舎
小崎厩舎、ゴールドアリュールとくればどうしても狙いはダート戦になってくるでしょう。
ただ、気になるのはゴールドアリュール産駒の牝馬の実績があまり芳しくない点は気になります。
これは余談ですが、牝馬のダート馬はどうしても使うレースが限られてくるので(使えたとしても相手が非常に強い場合が多い)、年中コンスタントに活躍するということが非常に難しいというデメリットがあります。
この馬の場合は1,400万円での募集なので一発でも大きなところを勝ってくれれば、即回収完了となるので、アリと言えばアリですがこのあたりの問題点は考慮して出資はしたいところ。
馬体の話をすると、ダートで活躍するためにはもっとパワーを感じさせる体が望ましいところです。
(文=桜木悟史)
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※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます。
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