松下武士厩舎(栗東)
■2016年度成績
27-22-19-20-23-175
2016年リーディング:33位
特別レース勝利数:5
勝率 .094
連対率 .171
複勝率 .238
馬房数:18
1馬房あたり平均出走数:15.89(4位)
1馬房あたり平均賞金額:20,950千円
1出走あたり平均賞金額:1,318千円
※馬房数は2016年3月末日時点
2016年2歳新馬・未勝利成績:33戦5勝(勝率.152)
■依頼騎手
1位:川須栄彦 25鞍(0勝)
2位:中谷雄太 22鞍(2勝)
3位:松田大作 18鞍(2勝)
4位:荻野極 19鞍(2勝)
5位:国分優作 14鞍(1勝)
■分析
現3歳世代ではディーパワンサ・カラクレナイ・デスティニーソングと2勝馬がおり、POGでも存在感を示しつつあるのが松下武士厩舎。
まずデータ的に特筆すべきは馬房の回転率で1馬房あたり15.89走/年はリーディング50位以内では4位の数値。18馬房と少ない馬房をうまくやりくりしていることがわかります。
昨年2016年の2歳の新馬・未勝利戦の勝率も.152と平均的な水準をクリアしており、データ的には松下厩舎の馬はPOGに向きそうです。
勝ち鞍の分布は、2016年に関しては芝1200-1400mの条件を最も得意としており7勝をマーク。それ以外の勝ち星を見ても勝ち鞍は2000m未満に集中しています。ただこのあたりの傾向は2年目のデータなので今後変わっていく可能性があるので、厩舎の傾向とは言い切れません。
騎手の起用では、あまり調教師の好みを感じさせる分布にはなっておらず全62人と幅広く依頼しており、強いて特徴をあげるならば外国人騎手への依頼はやや少なめ。
この2点において、個人的に栗東で高い評価をしている新鋭厩舎では松下武士厩舎は日本人重視、中内田充正厩舎は外国人重視という色に分かれるとも言えそうです。
(文=桜木悟史) @satoshi_style
他の調教師データは コチラ
※本ブログで紹介するデータは独自の集計をしており、一部公式データと異なる部分がございます。あらかじめご了承ください。