先週末は、まず函館でディロス(母ラトーナ)が新馬勝ち。ポポさん、おめでとうございます!
ステイゴールド的なうるささがありつつも、レースでは好センスを発揮。鞍上のルメール騎手も高く評価しており、現時点で次走は不明ですが、「札幌2歳Sに出てくれば、いかにも」というタイプのように思えます。この馬の動向は今後も注目していきたいですね。
そしてPOGの有力馬が集まった中京の新馬戦はビッグレッドさん指名のワグネリアン(母ミスアンコール)が勝利。そして2着には管理人のドラ1・ヘンリーバローズが入りました。ワグネリアンは昨年、管理人が指名していたミンネザングの全弟。個人的にはなんとも言えない結果になりました(苦笑)
ワグネリアンの血統について少しだけ触れると、2代母に強烈な脚で根岸Sを勝利したブロードアピール。今回、ワグネリアンが32.6という破格の末脚を使ったことも2代母の名前を見ると納得できるものがあります。
あえて今後の懸念点を書いておくと、全姉がダートで勝ち上がったことや、今の中京が少し荒れ気味でパワーが必要だということを踏まえると、中央4場に替わった際にパワーよりもスピードを求められてどうかという点でしょうか。ただ3着以下には5馬身以上も差をつけているので、間違いなく能力は高いでしょう。「父ディープインパクト+母キングカメハメハ」は打率が低いのですが、デニムアンドルビーという成功例がありますので、こういうキャリアを歩むようだと来春のクラシックでもかなり面白そうです。
2着に負けたヘンリーバローズについてはあまり悲観はしていないのですが、ゲートから逃げ出すようなスタートを切った点や、直線でバタバタとした走りに変わった点など気性面の課題が大きい気がします。この気性面の問題を名門・角居厩舎がどのように改善させていくのか注目したいですね。
▼全参加者の指名馬一覧
http://freestylefarm.sengoku-jidai.com/horselist_17.htm