2012年に見てきた凱旋門賞の時の話をベースに今年、現地に向かう人の参考になればと思い、観戦記を何回かにわたって書いていきたいと思います(2018年のロンシャン競馬場リニューアル以前の体験をもとに記述しております)
■第6回
フランスでの馬券の買い方講座
さて、せっかく応援に来たのだから応援馬券も含めて、現地の馬券は買っておきたいところ。今回はその買い方をレクチャーします!
写真は、ロンシャンの馬券売り場です。
窓口の上に書いてある金額が馬券一点あたりの最低購入金額です。2ユーロや、10ユーロの窓口があります。
自分もオルフェーヴルの単勝馬券などを買いました。馬券購入用のマークシートもありますが、ほとんどの人が口頭で買います。
凱旋門賞当日はフランス語に加え、英語の客もいるので、日本語・英語専用の窓口も臨時で設けられています。
▲臨時に設けられた日本人用窓口
ただ、その窓口はかなり混んでいたというのと、スタンドの裏側なので毎回行くのは少し面倒です。
そこで、今日はフランス語窓口での馬券のスムーズな買い方をお伝えします。
馬券購入用のマークシートもあるのですが、少しややこしいので、下のようにメモに番号を書いて、渡して買うのが簡単です。メモは以下のような形で書きます。
厄介なのは、馬券の種類の部分でしょうか。
日本人に馴染みのある馬券は以下のような名前です。
単勝:Simple Gagnant
複勝:Simple Place
馬連:Couple Gagnant
馬単:Couple Ordre
ワイド:Couple Place
三連複:Trio
三連単:Trio ordre
私の場合は、単勝を略して、Gagnantと書いてしまいましたがちゃんと書くほうが間違いないと思います。メモを渡して、その金額を渡すと、馬券を受け取れます。フランスの馬券はこのようなものです。
記念に買ったとしても、感熱紙なので、保管はなかなか難しいところ。すぐにでもコピーをとっておくことをオススメします。
ちなみに筆者は、オルフェーヴルの単勝以外に「日本でも活躍している騎手の馬を買おう」と考え、スミヨン騎手とルメール騎手を組み合わせた馬券を買いました。
しかし、なぜかペリエは買っていなかった!(笑)
そういうわけで換金関係のお話はできませんが、ぜひ行った際は、皆さん馬券を当ててくださいね!
次の記事を読む→【7】凱旋門賞のグッズを手に入れよう!
(取材=桜木悟史) @satoshi_style