藤原英昭厩舎(栗東)
■2017年度成績
55-50-34-29-20-124
2017年リーディング:2位 (※2016年7位)
特別レース勝利数:19
勝率: .176 (5位)
連対率: .337 (1位)
複勝率: .446 (1位)
馬房数:30
1馬房あたり平均出走数:10.40 (47位)
1馬房あたり平均賞金額:35,075千円 (10位)
1出走あたり平均賞金額:3,372千円 (8位)
※馬房数は2017年3月末日時点
2017年2歳新馬・未勝利成績:34戦9勝 (勝率.233)
2014世代勝ち上がり率: .484 (31頭中15頭)
■依頼騎手ベスト5
1位:福永祐一 60鞍(8勝)
2位:岩田康誠 38鞍(5勝)
3位:戸崎圭太 30鞍(7勝)
4位:北村友一 20鞍(6勝)
5位:和田竜二 20鞍(2勝)
■分析
2シーズン前の2016年は勝率~複勝率の3部門で数字を落として成績の転落が懸念された藤原英厩舎ですが見事に立て直してきました。
データを見ると、主な要因は2つあり、まず前年度に比べて「2歳戦に積極的になった」点。2016年の21鞍(4勝)から30鞍(7勝)と出走数・勝ち上がり数が上昇。シグナライズが2勝目をあげるなど、例年に比べ早めに使っている意識がうかがえます。
次に、昨年の分析記事では「外国人騎手とのコネクションが弱い」と書きましたが、11月以降、突然外国人騎手への依頼比率が高まっています。11月以降だけで外国人騎手で7勝と勝ち星を量産。2018年以降がどうなるか不明ですが、今後も外国人騎手に積極的に依頼するようであれば厩舎成績は高いレベルで安定することが見込まれます。
2016年はリーディング7位と順位を落とした格好となりましたが、いま振り返れば2014年世代が勝ち上がり率で5割を切るなど主力となる3歳世代(現4歳)の不振が足を引っ張った格好で、今年の3歳馬は順当に勝ち上がっていることから2018年もリーディング5位以内を狙えるとみます。
(文=桜木悟史) @satoshi_style
他の調教師データは コチラ
※本ブログで紹介するデータは独自の集計をしており、一部公式データと異なる部分がございます。あらかじめご了承ください。