角居勝彦厩舎(栗東)
■2017年度成績
54-50-30-40-26-148
2017年リーディング:3位 (※2016年6位)
特別レース勝利数:18
勝率: .155 (8位)
連対率: .299 (5位)
複勝率: .385 (6位)
馬房数:30
1馬房あたり平均出走数:11.60
1馬房あたり平均賞金額:42,554千円 (7位)
1出走あたり平均賞金額:3,668千円 (6位)
※馬房数は2017年3月末日時点
2017年2歳新馬・未勝利成績:28戦6勝 (勝率.214)
2014世代勝ち上がり率:.630 (27頭中17頭)
■依頼騎手ベスト5
1位:M.デムーロ 49鞍(14勝)
2位:福永祐一 29鞍(5勝)
3位:浜中俊 23鞍(2勝)
4位:C.デムーロ 22鞍(5勝)
5位:ルメール 21鞍(5勝)
■分析
2021年2月の解散が発表された角居厩舎。2018年に募集される1歳馬がクラシックに挑戦する最後の世代となります。
そういう背景もあり、本人が話している通り、これまで使わなかったスプリント戦への出走が増えており、厩舎として新しい挑戦もしています。その中で、2年連続で勝率~複勝率の3部門の数字を上げており、解散が発表されてもマイナス材料は見当たりません。
ただ、スプリント戦への出走は増えていてもそこでの勝ち星はダート1200mでの1勝のみで、勝ち星の中心はこれまで通り芝の中距離。全56勝のうち、芝1600~2000mで30勝をあげています。ですので、今年の募集でも基本的にはクラシック向きの王道種牡馬の産駒を狙うのが正解でしょう。
あと昨年の分析記事で「ルメール騎手の騎乗が増えるかもしれない」と予測したもの、ルメール騎手への依頼は30鞍→21鞍と減少。代わりに福永騎手への依頼が増えて、2017年は29鞍も依頼しています。基本的にはデムーロ騎手・ルメール騎手と短期免許組の外国人騎手への依頼が多く、そういった騎手が乗れない場合は福永騎手・浜中騎手が乗るというイメージです。
(文=桜木悟史) @satoshi_style
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