先週は中距離戦線で有力馬が集まった500万下のレースが多く、中でも管理人が注目したのは東京で行われたフリージア賞。
知っている方は多いでしょうが、この時期の東京2000mの自己条件は出世レースとして知られています。年度によってレース名がいろいろ変わってはいますが、過去の勝ち馬を並べてみると…
2012年:フェノーメノ
2014年:ヴォルシェープ
2015年:キタサンブラック
2016年:マイネルハニー
と重賞級がずらり。
この出世レースを今年はローレライさん指名のギベオンが無敗の2連勝で制しました。おめでとうございます!
まだ次走は未定のようですが、皐月賞トライアルに使ってくるのか、ダービーに照準を合わせてくるのか注目です。ルメール騎手によれば「距離は伸びても大丈夫」とのことですから、ダービーまで楽しめそうです。
【ルメール騎手のトークライブに行ってきました】
ここからは余談。先日、新宿で行なわれたルメール騎手のトークライブに行ってきました。
私自身はレイデオロの話が目的で参加したのですが、この時期なのでクラシックにも話題が及びます。「今年のダービーの騎乗馬を決めているか?」との問いには「ノー」と回答。仮に決まっていても答えないとは思いますが、表情を見る限り、本当に決まっていない様子でした。ルメール騎手は自分の希望を通すことよりも、与えられた馬で結果を出すことが大切だと考えていますから、今年はノーザンファームがまだ主役を決めかねているというのが今年のクラシック戦線の背景と言えそうです。
そこで質問の角度を少し変えて「ダービーで乗ってみたい馬は?」との問いに対し、ルメール騎手は「ステルヴィオ」と回答。これはちょっと意外でしたね。ルメール騎手は続けて「距離が伸びて、いいと思う」と発言。どうしても私たちは父ロードカナロアの印象が強すぎて距離に壁があるとか考えがちですが、確かにサウジアラビアRCでのあの豪脚を2000m以上で使えるようであればダービーでも面白いかもしれません。もっともロードカナロアのブランドを短距離~マイル路線で輝かせたいノーザンファームがダービー路線で使ってくるとは考えにくいですが、ステルヴィオの今後には注目です。
ステルヴィオ以外で名前を挙げたのはレイエンダとフラットレー。レイデオロの弟ということもあるでしょうが、新馬戦以降走っていないレイエンダはいち早く名前が出てきたので、印象強い勝ち方だったのかもしれません。
それ以外では、名前はすっと出てきませんでしたが、参加者のアシストもあって名前を挙げたのはオブセッション。
あと新馬戦直後に「ダービーにいける」と発言したコズミックフォースについては、ほとんど覚えてなかったようでレース映像を見ても「あぁ」という感じでしたね(苦笑)。コズミックフォースに関しては「最後、いい脚使うね」と話していました。
ルメール騎手は日本ダービーにここ3年騎乗して(1,1,1,0)と抜群の成績。今年も彼がどの馬に騎乗するか注目してPOGのゆくえを見守りたいと思います。
▼全参加者の指名馬一覧
http://freestylefarm.sengoku-jidai.com/horselist_17.htm