クラシックに向けては貴重な賞金加算の場となる中距離OP・すみれS。今年はビッグレッドさんが怒涛の3頭頭出し!
その中で1着を勝ち取ったのはキタノコマンドールでした。勝ち時計2:11.7は(おそらく)すみれS史上最速とのこと。例年、すみれSは逃げ馬がスローに落として前残りが起こりやすく、そこまでレースレベルが高くなりにくいのが特徴。結果としてあまり春のクラシックには直結しない傾向が強いのですが、今年のタイムであればクラシックにつながるレースとなるかもしれません。
個人的には4角にかけてマクっていった機動力の高さは中山において、より力を発揮しそうで、皐月賞に出てくれば注目したいですね。あとは鞍上が交代することは必至なので、どんな騎手を手配してくるかもポイントになりそうです。
ビッグレッドさんはキタノコマンドールに加え、今週末出走予定のワグネリアンも指名していますから層が厚いですね。
【ここから余談】
POGにはあまり関係ないですが、出資馬であるアリストラインが日曜の小倉の未勝利戦で1着となりました。
ハーツクライ産駒ということでPOG期間の活躍はもともと見込んでなかったのですが(なので自分のドラフトにも入れなかったわけですが)、今回の勝ち方はなかなか内容が濃かったように思います。4角で先頭集団を形成していた6頭がそのまま上位入線した中で4角9番手から上がり最速で差し切ったので切れ味が高そうです。
目を見張るのは直線に入ってからの伸び。これまでは内回りコースで力を出し切れなかった印象で、これから走るクラスでは外回りのレースが多くなるのでうまくいけばオークス戦線の一角に加われるかもしれません(私自身は秋を目標にじっくりやってくれれば満足と思っていますが。笑)。次走は未定ですが、個人的には坂のある外回りコースがベストだと思うので3/24の君子蘭賞[阪神芝1800m]がベストだと考えていますが、果たして陣営はどのような判断をしてくれるでしょうか。ひっそりとで構いませんので、応援してもらえたら幸いです^^
▼全参加者の指名馬一覧
http://freestylefarm.sengoku-jidai.com/horselist_17.htm