尾関知人厩舎(美浦)
■2017年度成績
26-25-18-17-18-194
2017年リーディング:31位 (※2016年13位)
特別レース勝利数:8
勝率: .087
連対率: .171
複勝率: .232
馬房数:24
1馬房あたり平均出走数:12.42
1馬房あたり平均賞金額:24,462千円
1出走あたり平均賞金額:1,970千円
※馬房数は2017年3月末日時点
2017年2歳新馬・未勝利成績:26戦5勝 (勝率.192)
2014世代勝ち上がり率:.269 (26頭中7頭)
■依頼騎手ベスト5
1位:吉田豊 32鞍(2勝)
2位:黛弘人 27鞍(1勝)
3位:田辺裕信 21鞍(3勝)
4位:戸崎圭太 18鞍(3勝)
5位:M.デムーロ 13鞍(4勝)
■分析
ここ3年でどんどんリーディングの順位を落としている尾関知人厩舎。その中身を見ても、勝率が落ちており、かつ2,3着が多く勝ち星を落としたという形でもないので、厩舎力の低下が懸念される現状です。
馬房数24と比較的、馬房の数には恵まれている中でのこの現状はマイナス評価にせざるをえません。原因はわかりかねますが、たとえば師匠の大久保洋吉厩舎からの転厩馬がどんどんいなくなり、厩舎で一から育てた馬の成績がもろに反映されるようになってきているのかもしれません。
それがもろに現れているのが世代別の勝ち上がり率で.269はかなり低い数値。一口馬主では敬遠したくなる数値です。ただ前年度は5割を超えていたので、この世代だけ特別に悪かった可能性がありますので、最終的な判断は来年まで持ち越したいと思います。
ここ2年はレッドファルクスの活躍で面目を保ってきましたが、裏を返せばここ2年間で重賞を勝利したのは同馬のみ。かつての勢いはなく、2018年も本記事執筆時点で1勝に留まっており、しばらくは厳しい戦いが予想されます。
(文=桜木悟史) @satoshi_style
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