ドバイワールドカップは世界中からVIPが集まるレースで、正装が推奨されています。
私がチケットを手配してもらった代理店「ワールドスポーツコミュニティ」からも以下のようなドレスコードが奨励されました。
女性:しとやかで上品なよそ行きスタイル、帽子の着用を奨励
男女共通:Tシャツ・トレーナー・サンダル・半ズボンは原則禁止
では、実際のところはどうかというと、現地の方と思われる方はポロシャツのみというようなラフな格好をしていますが、原則的に正装が無難です。
ただ女性に関しては、帽子の着用が奨励されていますが、髪飾りもつけていない方もいるので、ここは厳密ではないようです。
■暑さにどう備えるか?
個人的にポイントだと考えるのは【暑さ対策】
3月下旬のドバイは30度を超える日もあり、ネクタイを締めるスーツスタイルは厳しいものがあります。もちろん屋内は冷房が効いていますので、屋内中心で観戦する分には問題ありませんが、写真撮影など長時間、屋外にいる予定があるならば、スーツスタイルは個人的にはおすすめできません。
ネクタイを外すことも考えましたが、周りを見渡すとそういう中途半端な方はほとんど見かけなかったので、ノータイにしたい方は最初からネクタイを必要としないジャケットスタイルで臨まれたほうがよいかと思います。
あと各国の民族衣装で来場されている方も多く、日本人の方で浴衣を着ている方もいましたが、違和感はありませんでした。これなら暑さ対策もできますし、個人的にはアリだと思います。
まとめると、上記の原則禁止となっている「Tシャツ・トレーナー・サンダル・半ズボン」さえ避ければ問題なく、厳密なルールは存在しないようです。
旅行前にイスラム教の関係で「女性は露出が多い服装は避けたほうがよい」という情報も見かけましたが、現地に行った限りはそういうルールはあまりなかったように感じます。それを意識しすぎて暑さで倒れてしまっては元も子もありませんから、おしゃれに見られる範囲内で快適に過ごせる服装で行かれるとよいかと思います。
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(文=桜木悟史) @satoshi_style
※当記事の内容は2018年当時の情報です