
日没が近づくとスタンドの照明に灯がともり始める
6時ごろから日が落ち始めて、ちょっとずつ涼しくなります。ただ、この時点で筆者は、暑さのせいで体感温度がだいぶやられており、あまり涼しいとは感じませんでした(苦笑)。
日没後の第6レース・ゴールデンシャヒーンにはマテラスカイが出走。ビジョンには武豊騎手が映し出され、日本を代表する騎手として注目度も高かったようですね。
ゴールデンシャヒーンのあとは会場が暗くなり、ドバイワールドカップセレモニーが行われました。
第7レースは日本馬が5頭も出走するドバイターフ。

リアルスティール号とバルザローナ騎手

ヴィブロス号に騎乗したクリスチャン・デムーロ騎手

リアルスティールと同着の3着と好走したディアドラ号

ネオリアリズム号とモレイラ騎手

クロコスミア号と岩田康誠騎手
ドバイターフを勝利したのは地元のベンバトル。ドバイシーマクラシックもそうでしたが、今年はかなり地元勢が展開に恵まれた感じはします。

ドバイターフを制したのはドバウィ産駒のベンバトル
シーマクラシックの後はメインイベントのドバイワールドカップ。1着賞金は600万ドル、約6億円です!
やはりこのレースが最も賞金額が大きいだけあって、ドバイワールドカップが近づくに連れて現地のムードは最高潮へ。多くのお客さんがパドックや花道の周辺に集まってきます。

アウォーディー号と武豊騎手
そしてドバイワールドカップを制したのは、これまた地元ゴドルフィンのサンダースノー。昨年、UAEダービーでエピカリスを負かした馬がビッグレースを制しました。


スミヨン騎手はゴールドカップに続いてこの日2勝をあげた
これでゴドルフィンはドバイターフ・シーマクラシック・ワールドカップと3連勝。日本馬は過去最多の14頭の出走でしたが、勝つことはできませんでした。
そんな訳で悲しみに暮れながらメイダン競馬場をあとにした桜木でした。
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(文=桜木悟史) @satoshi_style