当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです
<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する回収率を重視(目標200%)
・クラブ内世代トップ10入りを目指せるか?
・重賞出走を目指せるレベルか?
<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・出生時の母年齢
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)
アレマーナ
父:キングカメハメハ
母:フロアクラフト(9歳)
母父:フジキセキ
5代目までのクロス:Northern Dancer 5x5x5、Green Dancer 5×5
メス
募集金額:4,000万円
預託予定:栗東・松下武士厩舎
筆者が苦手にしているリッチダンサー系です。この記事は信用度が低いと思ってお読みください。
半姉ピクチャーポーズ(ロードカナロア)は未勝利引退。改めてクラブの近況コメントを読み返してみたのですが、陣営が適性を見極められなかったように読み取れます。これは陣営が悪いという訳ではなく、フジキセキらしい「適性が曖昧な感じ」が出たのだろうと思います。
なので、ピクチャーポーズの募集当時の評価でも「芝・ダート両方で勝ち上がりが出ている」というデータを示して、適性に関してはお茶を濁した経緯があります。
それは本馬も同様で、かつキングカメハメハ自身があまり自分自身の色を主張せず、母系を引き立てる種牡馬だけに、本馬の適性を予測するのは容易ではありません。自分の経験則としてこういう適性がわからない馬は手を出さないほうが賢明だと考えます。
ピクチャーポーズの走りを見ても、Nureyev・Fairy Kingの3/4同血クロスが薄く爆発力を生み出しませんでしたし、キングカメハメハが牝馬劣勢であることを考えると見送りが妥当だと考えます。
(文=桜木悟史) @satoshi_style
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※母名の横の( )内の数字は本馬出生時の母馬年齢
※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております
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