当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです
<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する回収率を重視(目標200%)
・クラブ内世代トップ10入りを目指せるか?
・重賞出走を目指せるレベルか?
<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・出生時の母年齢
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)
トランキリテ
父:ルーラーシップ
母:シャルール(7歳)
母父:ゼンノロブロイ
5代目までのクロス:Mr. Prospector 4×5
牡馬
募集金額:3,000万円
預託予定:栗東・松永幹夫厩舎
まず本サイトの方針にのっとれば「母父ゼンノロブロイ」のアベレージの低さが減点材料になるのですが、ただ上記条件で活躍馬をソートすると、ハイランドピーク(トーセンブライト)やゴールドギア(ロードカナロア)、パイオニアバイト(ルーラーシップ)というようにミスプロを内包する種牡馬が賞金上位に来ているので、通常に比べれば減点は軽微です。
加えて、グレイトフィーヴァーの牝系はスピードやキレが不足しがちなので、ミスプロをクロスさせてその部分を補っているのは悪くありません(これまでにも何度か書いていますが、グレイトフィーヴァー系にミスプロを持ってくる形は歓迎)。
ただ、それでも血統表を眺めた時に瞬発力に欠ける印象は拭えません。新潟などの瞬発力を求められる舞台では苦戦が予想されます。後ろから差してくるイメージはないので、強気に先行してくれる騎手など、巡りあわせもカギになってくるはず。騎手や展開などに左右されるタイプで、戦績に波がありそうです。
(文=桜木悟史) @satoshi_style
——————————————
※母名の横の( )内の数字は本馬出生時の母馬年齢
※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております
▼2019年産の他の診断も見てみる
http://pog-info.com/archives/category/clubhorse/carrot2019
←他のサイトも見てみる